工事現場や土木作業現場をはじめとした屋外での作業や、倉庫内などの作業場所で着用することになる作業着には、通常の際に着用する服とは異なる機能が必要となります。そのため、作業着は作業着を専門に作成しているメーカーのものを選ぶことが、着心地や作業効率のためにも必要です。
作業着メーカーとして有名なバートルの魅力と防寒着について紹介します。
バートルの防寒着7210シリーズを実際に使った感想と良かった点!
バートルとは
株式会社バートルとは、作業服をはじめとしたさまざまな仕事着を制作している作業服メーカーです。近年になって名前が知られるようになった新たな作業服メーカーという印象を持つ人も多いですが、そのようなことはありません。
創業年月日は1958年12月1日であり、作業服メーカーの中に限らず、老舗のメーカーといえる存在です。広島県に本社を持つメーカーであり、全国で作業服を販売しています。そのようなバートルでは、作業服として安全性と作業性を効率したものを開発し続けており、インナーやスラックス、ポロシャツ、ジャケット、ベストのほかに、防寒着などを展開しています。
バートルは、もともとクロカメ被服という名前の会社でした。黒はほかのどの色にも染まることのない色として、独自のコンセプトを貫く意味が、そして亀は時代にせかされることのないコツコツと努力を重ねる姿勢を貫くという意味が込められています。
バートルという社名に変更したのは2011年のことですが、黒と亀をそれぞれ英語にして組み合わせたものです。従来の社名に込められた意味を残しつつ、作業服のかっこいいイメージを取り入れた名前となっています。また、バートルには「戦い」の意味も込められています。
作業服の抱えている問題や現状に戦いを挑み、常に挑戦し続ける姿勢と意気込みが込められた名前です。
従来の作業服から一歩進んだバートル
株式会社バートルは、作業服メーカーとして老舗中の老舗です。しかし、その取り扱う商品は、従来のよく見られた作業服ばかりではありません。既存の作業服のイメージを壊すような、新たな作業服を次々に生み出しており、その影響もあってバートルの製品は非常に人気が高くなっています。
作業服というと、おおよその人々の中で共通のイメージがあります。そのイメージの中には、生地が分厚く、複雑な構造をしているというものもあります。作業服の生地が分厚く、複雑な構造をしているのは、危険な作業現場や寒さの厳しい作業現場において作業員の安全を確保することが目的です。
しかし、安全性は確保されても、暑さによって体調を崩してしまうほか、動きやすさが損なわれ、見た目のおしゃれさも損なわれてしまっています。年配の作業員の中には、従来のデザインを最も好ましく感じる人もいますが、若い人の中には抵抗を感じる人も多いです。
バートルでは、機能性と安全性を確保しつつ、着心地とファッション性も追求した一歩進んで作業服を生み出しています。
おしゃれとリーズナブルを実現したバートル
株式会社バートルの生み出す作業服は、作業服メーカーの中でもトップの人気を誇っています。その理由は、バートルの作業服が機能性と安全性を確保しつつ、着心地が良くファッション性を損なうことのないものであるからです。
従来の作業服のデザインに、最新の技術でもってより安全で優れた作業性を示す機能を追加するとともに、おしゃれでかっこいい要素を継ぎ足しています。作業服のメーカーの中には、おしゃれでかっこいい要素、つまりファッション性を導入するにあたって安全性と機能性を軽視してしまう場合があります。
反対に安全性と機能性ばかりを重視して、着ることに抵抗が生まれるようなデザインとなってしまっているものが多いです。どちらも作業現場にとってプラスになる要素ではありません。バートルでは機能性と安全性を損なわず、おしゃれでかっこいい作業服を作り上げています。
作業服のダボっとした印象を覆すようなすっきりとしたシルエットも実現しており、男性でも女性でも美しく着こなすことが可能です。普段着にも着用できるようなデザインとなっています。加えて、バートルの作業服はリーズナブルです。
おしゃれでリーズナブルな質の高い作業服がバートルの作業服が人気の理由でしょう。また、作業服であるため耐久性も損なっていないので、何度でも洗って着用し続けることができます。
バートルを有名にしたエアークラフト
バートルでは様々な作業服や人気のアイテムを生み出し続けていますが、その中でもバートルの名を一躍有名にしたのは、エアークラフトの存在です。エアークラフトとは、バートルが生み出した作業服のひとつですが、それまでの作業服とは異なる画期的なアイデアの元生み出されています。
見た目は通常のジャケットタイプの作業服ですが、その内部、脇腹の周辺には二つの扇風機が取り付けられ電動ファン付きの作業服となっています。夏の作業場では、気温がいくら暑くなっても、安全性を確保するためには作業服を脱ぐことができません。
その点、バートルのエアークラフトは、炎天下であっても涼しく作業をすることができます。エアークラフトは作業場だけではなく、炎天下のツーリングやキャンプ、スポーツ観戦などでも活用することが可能です。
作業着以外でも活躍するバートル
株式会社バートルでは、様々なアイテムを生み出しており、中には作業着以外のものも生み出しています。それらのアイテムも、非常に機能性とファッション性に優れており、人気が高いです。レディース用のポロシャツも展開しており、ボトムにもスカートにも合わせて着ることができるので、作業現場でもそれ以外の普段着でも着用できます。
それでいて作業服としての役割もしっかりと果たす機能を持っています。気兼ねなく着続けることができるように消臭ラベルが取り付けられているほか、両手で作業しやすいように袖部分にスマートフォンもしまえるポケットなどがあります。
カラーバリエーションも豊富です。
バートルの人気の防寒着
株式会社バートルでは、優れた防寒着も人気があります。バートルの防寒着は、暖かさはもちろん、着心地や見た目の良さも追及されています。作業場での防寒着というと、どうしても見た目もかさばり一回り大きく見えるほか、分厚い生地と防寒着の重さによって動きが妨げられてしまうというイメージが強いです。
しかし、バートルの防寒着は、それらの問題を解決しています。裏地には機能性裏地の最高峰ともいわれている太陽光蓄熱保温素材が使用されており、表地には防風性の高いコーティングが施されています。中綿も入り、優れた保温性を実現させています。
その高い保温性を実現しながらも、重くありません。長い作業であっても疲労の原因となる防寒着の重さが軽減されています。加えて、生地がごわつくこともなく、動きやすく、細身のシルエットを実現しており、ファッション性と機能性を両立させたデザインです。
防寒着とサイズ
バートルの防寒着に限ったことではありませんが、作業服を選ぶ際には保温性能やファッション性のほかにも、サイズというものが重要です。防寒着などの作業服は、何枚も重ねて着用することが多いため、サイズを間違って購入してしまうと、きつくなってしまい、動きやすさを妨げます。
せっかく優れた機能性をもっていたとしても、サイズを間違えてしまうとそれらは台無しです。そのため、防寒着のサイズ選びは非常に重要となっています。バートルの防寒着のサイズ表記は、服そのものを測った実寸地(ウェアサイズ)が基本で、着用者の体のサイズで表記されていることは少ないです。
そのため、防寒着を選ぶ際には、ゆとりをもって体の寸法よりもバストサイズは20から24センチメートル大きく、ヒップサイズも3,4センチメートルほど大きなものを選ぶとよいとされています。中にたくさん着込むことが予想されるのならば、一回りは大きなサイズが適切です。